決意して、一歩踏み出したら、全てを受け入れることが出来た

dragon

2016年03月03日 00:23

長野市で「学生服のHALU」と「シニア向け たのしパソコン教室みっぷす」をやってる ツイてる4代目 倉石です



最近よく「受け入れる」という言葉を耳にします。

この言葉を聞くと、20年前を思い出しちゃうんです(笑)

受け入れているつもりで、全然受け入れてなかったこと。



私は20年くらい前に、私はストレスで顎が固まってしまったことがありました。

うまく喋れないし、ご飯もうまく食べられない。

ストレスが原因というのは、後になって分かったことで、顎が固まってしまっている当時は原因も分かりませんでした。

歯医者、整形外科、口腔外科、整骨院、脳神経科、色んなところに行って検査しました。

でも、原因が分からないんです。

そんな風貌だから、外へ出られないんです(笑)

一度、外にいたら宗教の人が通りかかって、「祈らせて下さい」と言ってきました。

私は喋れないながらも「ありがとう、でも、いらない」と伝えました。

だって、それで治ったら信じなきゃいけなくなるから(笑)

ただ、友人が原因不明の腰痛を治してくれた超能力者みたいな人の処へは行きました(笑)

どっかの橋の下に家があったなぁ。




まずなにが原因が分からないから余計ストレスになってしまう。

体自体は健康なのに、外へ出ない、人と話さないって不健康極まりないんですよ。それもストレスになってしまう。

そんな状態になって、半年くらい経過した頃、私の叔父が「聖マリアンナ医大に知り合いいるから行ってこい」と言ってくれました。

聖マリアンナでは叔父の知り合いの先生が話をつけてくれていて、内科から始まって、MRIやったり、色んな方に診て頂きました。

最後に神経内科に連れて行かれました。

そこの先生は色々お話した後、「催眠療法やろう」と言いました。

「は?催眠?」「催眠術みたいなものなのか?」頭中が「?」でした(笑)

カーテンを閉めて、部屋を真っ暗にしたあと、「目を閉じて下さい」と始まりました。

私の意識はしっかりしているんです。「こんな催眠なんかにかかる訳ねーじゃねーか」とずっと思っていました。

意識はあるんですね。

で、先生が「手がすーっと上に上がっていくから」と言った時、私は失笑してました。「上がる訳ないじゃん」って。

ところが、手がすーっと上がっていく感覚があるんですよ。

目を閉じているので、実際にどうだったかは分かりません。

でも、私の感覚では膝に置いていたはずの両手がすーっと上にあがっていきました。

「うわ、ヤバイ!マジ、俺、今、催眠術かかってる?」と焦っている時に

「あなたの名前教えて下さい」と先生に言われ、

「倉石竜也です」とスッと答えました。

半年も喋れずに、困り果てた私が、スッと喋ったんです。

「マジかーーー!ちゃんと喋れてるよ、オレ」

本当にビックリしました。

そのあと「これで催眠解きますね」と、指をパチンと鳴らされると、また顎が固まって喋れなくなってしまった(笑)

「原因はストレスかな」と先生に言われた時に、素直に「ストレスなんだ」と納得出来ました。

森田療法の本を買って読むように言われ、「あるがまま」だよ。「なったものはしょうがない。」「受け入れよう」

と言われました。

自分では「受け入れてますよ。」という感じでした。本当に「顎が動かない事実をを受け入れてます」と思ってました。

ただ、事実を受け入れてる感じだったんですね。




そこから、家でも催眠療法をやったり、週1で聖マリアンナまで通ったりしました。

催眠療法の時はいいんですが、解くと元に戻るの繰り返し。

その時から3カ月くらい通っても良くならないですよ。

だんだん催眠にも慣れてきて、かかりが悪くなってきたと思っていた頃、先生が「来週、集団療法受けようか?」と提案され、受けてみました。

その場所へ行ってみると、いろんな人がいました。

多分、拒食症の方なのかスゴク痩せてる方がいたんです。その方を見た時に

「俺はアホだ。顎が固まって喋れないだけで、体は健康じゃねえか。十分に健康だよ。なに甘ったれているんだ」

と思いました。

「俺のなんか悩みのうちに入らない。健康なだけで十分だ。明日から店に出よう。喋れないくらい関係ない!カッコ悪くても全然OK」と強烈に思ったのを覚えてます。

で、見た目はカッコ悪かったと思いますが「カッコ悪くてもいいんだ。健康なだけで十分だ」と思い、店に出ました。

そこは全然ブレなかったですね。

上手く喋れないなりに電話に出てみたり、レジを打ったり。

スタッフは迷惑な人来たなと思っていたかもしれません(笑)

でも、その3日後に突然治っちゃったんです!

普通に喋れるようになってしまったんです。

多分、「カッコ悪くてもいいんだ。健康なだけで十分だ」と考え、次の行動をしようと決意して実際に一歩踏み出したとき

初めて心から全てを受け入れたんだと思います。




それから、考え方がめちゃくちゃ変りましたね。

弱い方の気持ちが分かるようになったというか。

人間って意外に弱い生き物だと考えが変ったのかな(笑)

今も、時々、症状が出るときありますが、神経内科の親友は「そうなったら、少し疲れてるな。少し休もう。と思えばイイ」と言ってくれたので、そうしています(笑)

信用している親友の言葉なので、安心してます。


当時は本当にキツかったけど、その時の経験があるから、今の私がいるんだなと思います。




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